■目次■
ザ・キング：永遠の君主ってどんなドラマ？
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日本語表記：ザ・キング：永遠の君主
韓国表記：더 킹: 영원의 군주
英語タイトル：The King Eternal Monarch
ジャンル：ロマンティックなヒューマンドラマ
企画・制作：SBS(韓国)、Netflix
ペク・サンフン監督 代表作『太陽の末裔』『秘密』
キム・ウンスク脚本 代表作『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』『太陽の末裔』
韓国放送期間：2020/4/17- 2020/6/6 （全16話）。Netflixで全世界にほぼ同時公開。現在も公開中。
概要： あるきっかけで並行して存在するパラレルワールドを知ることになった異世界の2人が織りなすファンタジーロマンスドラマ
ザ・キング：永遠の君主のあらすじ
大韓帝国皇帝の異母兄イ・リムの謀反によって、奪われた皇帝の命と萬波息笛(マンパシンチョク)。
皇帝の息子イ・ゴンと突然現れた身元不明の人物によって謀反の完遂は叶わず、萬波息笛の半分だけを持ちリムは逃亡者となる。
リムは笛が開いてくれた異世界(パラレルワールド)への門を通り、二つの世界を行ったり来たりして時を待つ。
ゴンは父のあとを継いで8歳という幼さで皇帝となり、手元に残った萬波息笛の半分とどこの物かも定かではないチョン・テウルという人物の身分証に慰められて生きて来た。
帝国民が憧れるような麗しい青年皇帝となったゴンは、ある日「時計うさぎ」を追いかけた先に現れた不思議な門をみつけ、思い切ってくぐり抜けてみるとその場所は帝国とは似て異なる世界だった…。
ザ・キング：永遠の君主のキャストと役柄
少し相関関係が複雑なドラマですので、軽く説明しておきます。
大韓帝国での役柄：キャスト：大韓民国での役柄
イ・ゴン(皇帝)：イ・ミンホ ：1話で死亡(子供時代)
ルナ(犯罪者)：キム・ゴウン ： チョン・テウル(強行犯警部補)
チェ・ヨン(近衛隊長)： ウ・ドファン： チョ・ウンソプ(社会服務要員)
イ・リム(前皇帝異母兄)： イ・ジョンジン：1話で死亡(氏名不詳)
ク・ソリョン(帝国首相)： チョン・ウンチェ：不明
カン・ヒョンミ(謎の人物)： キム・ギョンナム：カン・シンジェ(実はカン・ヒョンミ)
ミョン・スンア(皇室広報担当)： キム・ヨンジ ：ミョン・ナリ(テウルの友人)
ザ・キング：永遠の君主を見るべき理由
「ザ・キング：永遠の君主」でぜひ注目していただきたいポイントをいくつかご紹介していきます。
キム・ウンスク作家の作品
脚本を手掛けたのは、あの『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』『太陽の末裔』『シークレット・ガーデン』のキム・ウンスク作家です。
多くの人が夢中になって見たそれらの作品の大ヒットは記憶に新しいところ。
『シークレット・ガーデン』は本当に大好きな作品で、何度見ても飽きないくらいでした。
そんな大ヒット作品を次々と生み出しているキム・ウンスク作家の脚本ですから、面白くないはずがありません。
しかも、『秘密』『雲が描いた月明かり』のペク・サンフン監督という取り合わせに嫌でも期待度が高まります。
ペク・サンフン監督とキム・ウンスク作家は『太陽の末裔』でも一緒に仕事をしているので、気心も知れているのかよい作品を生み出してくれました。
『トッケビ～君がくれた愛しい日々～』のヒロイン、キム・ゴウンの出演も楽しみですね。
パラレルワールドという設定
互いに存在を確かめることができないはずの並行する異世界・パラレルワールド。
パラレルワールドとは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)のことを指し、異界、魔界、四次元とは異なり、我々と同一の次元であると定義されています。
簡単に言えば、自分たちのこの世界と同時に、見えないけれど別の世界が存在しているというＳＦチックな話なのですが、この話は決してＳＦ作家の空想ではなく、大真面目な研究者たちが唱えている現実的な話なのです。
そして、ここでは大韓帝国と大韓民国という2つの世界に、それぞれ存在するそっくりの人物が存在しています。
しかし、姿は同じでも世界によって全く異なる環境で生活し、職業さえも一致しません。
イ・リムによってめちゃくちゃになった2つの世界。
相関関係を元に戻す使命を帯びた大韓帝国皇帝イ・ゴンと大韓民国のチョン・テウルは時空を超えた愛を育みます。
果たして、ゴンは使命を全うできるのか、そして2人の愛の結末はどうなってしまうのか。
いろいろ興味が尽きませんね。
キャストの2つの顔を楽しめる
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パラレルワールドの説明を上でいたしましたが、生活環境も職業さえも一致しない、むしろ正反対と言っていいような1人2役を演じる俳優が何人もいます。
例えばチェ・ヨンという人物は、大韓帝国で冗談を言っても笑いもしないクールな近衛隊(皇帝の身辺を守る護衛)の隊長と、大韓民国でのおちゃらけた青年チェ・ウンソプという2つの極端に違うキャラクターを演じ分けなくてはいけません。
このギャップが俳優にとっては演じるたびに気持ちを入れ替えなくてはいけない大変なところであり、逆に私たち視聴者には1つのドラマで2つの魅力を楽しむことができる美味しいところ。
個人的にはこのチェ・ヨンとチェ・ウンソプの1人2役をこなした、ウ・ドファンという俳優は、これからの注目株ではないかと思っています。
あのイ・ミンホが白馬の王様に
イ・ミンホと言えば、最近では『青い海の伝説』で大変人気を博しました。
代表作として『シンイ―信義―』『花より男子〜Boys Over Flowers』『個人の趣向』などが有名です。
『花より男子』ではク・ジュンピョ役(「F4」の1人。原作での「道明寺司」)で大変印象的な演技を見せ、一躍トップスターの仲間入りを果たしました。
2006年『秘密の校庭』でデビューした後、ドラマ出演中に仲良くなったチョン・イルと旅行した時に相手の過失による交通事故で大けがを負い、7カ月も入院を余儀なくされたとか。
その上、粉砕骨折のため足に鉄材を入れて、数年後に取り出す手術を受けています。
なのに、『シンイ―信義―』では結構ハードなアクションシーンもこなしていてすごいですね。
ここでご紹介したイ・ミンホの出演ドラマはU-NEXTでも見ることができます。
ザ・キング：永遠の君主を見るにはNetflix
個別に放送局とタッグを組んで、オリジナルドラマを手掛けることでも有名なNetflix。
Netflixの大きな魅力は、本国のリアル放送とほぼ同時に配信されることです。
『愛の不時着』の神がかり的なヒットはまだまだ継続中で、注目すべきはNetflixでしか見ることができない点でしょう。
「ザ・キング：永遠の君主」もまさにNetflixでしか見られない限定ドラマなのです。
それと、韓国語を勉強中の方にも大変人気があるNetflix。
その理由は字幕を自由に変えられることで、日本から普通に見れば当然日本語訳が表示されるわけですが、設定をちょいと変えれば、簡単に韓国語の字幕を見ることができてしまうのです。
YouTubeでも字幕機能がありますが、Netflixほど完ぺきではありません。
推しの決めのセリフが全てわかってしまうなんて、嬉しすぎるに決まっていますね！
是非、皆さんもNetflixで「ザ・キング：永遠の君主」を見てください。
韓国ドラマ歴12年、韓国語学習歴7年。
日韓友好の橋渡しになるのが夢！
